このポストでは私が副業として行った受注開発の経験を共有します。
目次
受託開発を受注するまでの経緯
どのように営業したか、とか何かのサービスを使った、などの経験を語れればよかったのですが、私の場合そういった活動はなく、元同僚が数年前に立ち上げたシステム会社から個人的に依頼を受けた、というものでした。
彼の会社では、一人社長+外部協力会社であるジャンルのマッチングサービスをWebサービスとして運営しており、スマホアプリを展開する段階でした。
ただスマホアプリの開発進捗がよくなく、以前スマホゲームを作成したことがあるという理由で私に声をかけてきたようです。
とはいえ、素人の趣味レベルの開発経験しかなかったので最初は断ったのですが、彼が言うには市場には本当にエンジニアがいない、とのことで参加することにしました。
ただ、本当にできるのか?という点を試してもらう意味でも、必要な開発を2つの工程に分け、1つが上手くいったら残りを発注してもらうということになりました。
実際の取り組みと収益
取り組み1つ目 – 50万円の収益
- 最初の工程では、Webサイトの一部の不具合の修正とサイト上の検索機能の拡張を依頼されました。
- 開発期間は1ヶ月。専業だったら数日で終わる内容かなと思ったんですが個人での受託が初めてだったのと、本業が忙し目だったので長めにしてもらいました。
- 無事に完了し、報酬として50万円を受け取りました。(税金などを考えると手取りはグッと減りますが…)。
- 経験がほとんどない技術(Ruby on Rails)だったので学習時間も必要でしたが、けっこう割りの良い仕事だったかなと
取り組み2つ目 – 100万の収益
- 2つ目の工程は、スマホ(Android)アプリ内課金の実装(GUI含む)とそれに必要なインフラの構築
- スマホ(Android)アプリ自体はほぼできていたので、そこに課金部分を実装を追加する、ということで甘く見てたのですが、色々と制約があり苦労しました。
- 開発期間は1ヶ月もらっていましたが、少し過ぎてしまいました……。ただ、他の開発部分が大幅に遅れていたためまったく問題視されませんでした。
- 最終的に無事に完了し、報酬として100万円を受け取りました。
良かった点
- 時給換算で考えるとかなりの割の良い収益となりました。
- 自分のスキルが実際のサービスでも活かせるという実体験を得られました。
※このサービスは現在も運営されています。ただし、別の会社に買収されて……
課題・限界
- 労働集約型であり、本業と並行すると生活がかなりきつくなった。
- 納期や品質への責任が重く、精神的負担も大きかった。もちろん本職をおろそかにできないため、プレッシャーは倍増。
まとめ
- 受託開発は確実に稼げるが、時間と体力の制約が大きい。
- 副業としては長期的には続けにくい。
受託開発副業では約150万円の収益を得られ、即金性の高さを実感しました。
しかし、労働集約型であるため本業との両立が難しく、長期的には現実的ではありませんでした。
とはいえ、この経験はスキル証明や自信につながるだけでなく、今後の副業の選択肢を考えるうえで大きな学びになりました。
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