区分マンション投資 vs 築古アパート投資|実際にやってみて分かった違いと教訓

こんにちは、タカヒサです。
これまでに私がこれまで経験した2つの不動産投資について、まとめ記事として比較してみます。
1件目は都内の区分マンション、2件目は地方の築古アパート。この2つを経験したことで、それぞれのメリット・デメリットがよく見えてきました。

比較①:キャッシュフロー

  • 区分マンション:毎月▲1〜2万円の赤字。相場上昇に助けられなければ失敗投資。
  • 築古アパート:日々はプラスに見えても修繕や税金でドカッと持っていかれる。ただし長期で見ればプラスの余地あり。

まとめ:短期のキャッシュフロー狙いならアパート。区分はキャッシュフローには期待できない。

比較②:空室リスク

  • 区分マンション:都内駅近だったため、退去してもすぐ埋まった。空室リスクは低い。
  • 築古アパート:決まるときはすぐ決まるが、決まらないときは数ヶ月〜1年空くことも。常に満室を前提にできない。

まとめ:安定感は区分、波が大きいのはアパート。

比較③:管理の手間

  • 区分マンション:管理会社や修繕積立制度があるため、基本はほぼ放置。ただし持ち出しは続いた。
  • 築古アパート:管理会社は優秀だが、修繕見積もりや費用交渉は必須。オーナーの関与が欠かせない。

まとめ:手間が少ないのは区分。ただし収益性は低い。

比較④:資産性・出口戦略

  • 区分マンション:都内相場の上昇で大きな含み益が発生。売却すればプラス。
  • 築古アパート:土地評価があるので残債次第では「負けない投資」になる。ただし建物価値は目減りするため、基本は長期保有でキャッシュ狙い。

まとめ:値上がり益狙いは区分、キャッシュフローと土地資産性はアパート。

比較⑤:精神的な安心感

  • 区分マンション:毎月の赤字を給与で補填する心理的ストレスがあった。ただし立地の安心感は大きい。
  • 築古アパート:収支がぶれるので日々の管理は大変(退去連絡は毎回心臓に悪い)だが、5〜10年耐えれば「勝ち確」と思える見通しがある。

まとめ:精神的な安定は区分、将来への希望はアパート。

総合まとめ

  • 区分マンション:手間は少ないがキャッシュフローが出ず、相場上昇に頼る投資。
  • 築古アパート:手間とリスクは大きいが、キャッシュフローと土地資産性で勝負できる投資。

教訓

  • 不動産投資は「何を重視するか」で選ぶ物件が変わる。
  • 放置で安心したいなら区分、手間をかけてでもキャッシュを得たいならアパート。

私はこれまでの経験上「キャッシュフローを最優先に考えるべき」と感じています。

ただし、これはあくまで私自身の素人目線での体験談です。区分にもアパートにもそれぞれメリットとデメリットがあり、組み合わせることも有効かもしれません。

一方で、私がまだ気づいていない大きな失敗やリスクが潜んでいる可能性もあります。

最終的な判断はぜひご自身で慎重に行っていただければと思います。

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