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愚かな不動産投資家の実例|区分マンションで利益が出たから売却しようとしたら、なぜかもう一つ買ってしまった話

こんにちは、タカヒサです。
今日は自分でも「本当に愚かだ」と思う不動産投資の実例を書きます。しかもできたてほやほやの現在進行形の話です。

この出来事こそが、このブログを始めようと思ったきっかけにもなりましたので、愚かな投資家の一例としてせめて反面教師としていただければ嬉しいです。

区分マンション投資は失敗の典型なのか

不動産投資の世界では「区分マンションは儲からない」「絶対に失敗する」とよく言われます。

私自身、最初に買った山手線内の新築区分マンションではキャッシュフローがずっとマイナスで、まさにその通りでしたし、最初の5年間間は「こんなのやらなければよかった」と何度も後悔しました。

ところがここ数年で都内のマンション価格が急騰。

いま売却すれば残債を返済した上で数百万円のプラスになる見込みになりました。失敗投資だと思っていたのに、まさかの「利益確定チャンス」に変わったのです。

そこで、私は管理会社に売却の相談をしました。なぜ売却を相談したかというと、利益が出ていることがわかったので、それを現金化して静岡県の一棟アパートの高金利ローンを一部返済し、月々の支払いを軽くしてキャッシュフローを増やそうという目論みがあったのです。

愚かな選択!? 売らずに追加購入

ところが……なぜか売るどころか、もう一つ区分マンションを買ってしまったのです。

件の新築区分マンションを管理している会社に売却の相談を持ちかけたところ、売るどころかもう一部屋買うのはどうですか?と提案されました。

もちろん買うつもりは全くなかったのですが、試しに話を聞いてみたところ、提示された物件があまりにも魅力的だったので、失敗するのではと思いつつも『もう二度と手に入らないのでは』という気持ちでテンションが上がり、割高かもしれないと思いつつ買うという決断をしてしまいました。

それは関西の物件なのですが、地下鉄沿線徒歩2,3分で最上階角部屋という条件に加え、将来的にインパクトが出る立地だったので、所有欲が強く出てしまったのです。

つまり、区分1件目の後悔の気持ちを忘れてしまったかのように同じ道を歩んでしまったということです。

結果として「利益を確定させず、さらにリスクを背負った」状態になりました。

冷静に考えれば愚行です。笑うしかありません。実際に買ってしまったことで、新たなマイナスキャッシュフローが生まれることとなりました。しかも、本来なら返済を軽くできるはずだった高金利の一棟アパートの負担を減らせず、むしろ生活全体の負担が増えてしまったのです。

正直な気持ち

「これが投資だ」と自分に言い聞かせつつも、心のどこかで「やめておけばよかった」と思っています。

しかしその一方で、その焦りを副業を頑張りたいというモチベーションが高まっています。
(もちろん本業も頑張っています)

まとめ

これは「愚かな不動産投資家の実例」としての私の話です。失敗や愚行を笑いながらも、これから不動産投資を始める方には「成功体験の直後こそ冷静に」というメッセージになればと思います。

もっとも、ここまで反省を語っておきながら、実はこの物件が将来の成長のカギになる可能性も心のどこかで期待しています。

実際、該当の物件周辺の地価は過去10年で約16%上昇しており、今後10年でも+6%程度の上昇が予測されています。

もし15年後、20年後にさらに地価が上がるようなことがあれば『あのときの判断は正しかった』と言えるかもしれません。

とはいえ、ポートフォリオ全体からすれば大きな比率ではないものの、今後の融資を引く際に足かせになるかもしれません。このあたりの実情についても、今後ブログで報告していくつもりです。

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この記事を書いた人

はじめまして、タカヒサです。
普通のサラリーマンとして働きながら、不動産運営と副業に取り組んでいます。
成功も失敗も含めて数字を公開し、資産形成のリアルを記録しています。

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