10年ほど前のことになりますが、私は副業の2つめのチャレンジとして、Android向けのカジュアルゲーム開発に挑戦しました。
本記事では、その取り組みと得られた収益、学びについてまとめます。
ゲーム制作に取り組んだ理由
- ゲームが好きで、趣味と副業を兼ねられると思った
- プログラミングや開発スキルを実践的に活かせる分野だと考えた
- ヒットすれば大きなリターンが見込める可能性があった
実際の取り組みと収益
これは10年ほど前ですが、2つ目の副業として、無料のスマホゲームをリリースして広告費を稼ごうという試みにチャレンジしました。
当時はカジュアルゲームが流行しており、「バズったら大儲けできるのでは」という野心を持っていました。
Unityを使ってAndroid向けに2つのスマホゲームをリリースしました。
※アップデートを止めてしまったため、いまはもうどちらもGoogle Playには存在しません
- 落ちものパズルゲーム(ダウンロード数:50-100):
可愛いキャラ(宇宙人)を上から落として街中に宇宙人を増やすゲームです。最終的に約50円の広告収益を発生させました。収益はごくわずかでしたが、初めてのスマホゲーム開発としてリリースできたこと自体は大きな経験でした。 - ハードボイルドアドベンチャーゲーム(ダウンロード数:10-50):
ハードボイルドな雰囲気のアドベンチャーゲームで、習作として制作しました。当時は完成度が低くてもリリースできた時代なので完成度は低いままでしたが、その代わりに広告を貼らずにリリースしました。そのため収益は得られませんでしたが、ユーザーから「続編楽しみにしています」というコメントをいただき、大きな感動を覚えました。
うまくいかなかった点
- 市場競争が激しく、埋もれてしまった
- 完成度を高めるほど時間を費やすことができなかった
- 広告設定やマーケティングに不慣れだった
- 投下した時間に対して成果が極めて小さくなることもある
よかった点
- ゲーム開発はリスクが高いが、スキル習得の場として大きな意味があった
- 完成させてリリースする経験自体が大きな財産
- ユーザーからリアクションが得られたことは励みになった
- この経験が後に受託開発で活きた
- 転職の際にはポートフォリオとしても活用できた
まとめ
収益はわずか50円と厳しい結果でしたが、スマホゲームを実際にリリースし、ユーザーの反応を得られたことは何よりの収穫でした。この経験は後の受託開発やキャリアにもつながり、数字以上の学びと成長を与えてくれたと感じています。